のどの病名専科
咽頭、喉頭、声帯等の病名や症状はもちろん、のど以外でのどに関する病気もご紹介。

急性喉頭炎〈きゅうせいこうとうえん〉

【どんな病気?】

喉頭の粘膜に充血やむくみなどを起こす病気です。ひどくなると、ウミのかたまり(膿瘍)や軟骨膜炎を起こすこともあります。カゼをひいたあとや、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、慢性咽頭炎などがある人が、声を使いすぎたり、タバコをすいすぎたり、お酒を飲みすぎたり、疲れたり、刺激性のガスを吸ったりなどということがきっかけとなって発症します。

【症状は?】

軽いのどの痛み、のどの乾燥感やかゆみ、ものを飲みこむ時の痛み、声がれなど。ひどくなると、ゼーゼーという喘鳴を伴いますが、こうなった時には、3歳以下の子どもなら仮性クループ(急性声門下喉頭炎)、大人の場合には急性喉頭蓋炎を合併している可能性があります。

【対処は?】

のどと全身、両方の安静が大事です。のどの安静とは、声を出さない、刺激物をとらないなどです。

それでも症状がよくならない場合には耳鼻咽喉科を受診します。耳鼻咽喉科での治療は、消炎薬、抗生薬、血管収縮薬などのスプレーや内服薬などによります。

喘鳴がある場合には、かならず受診すること。呼吸困難が悪化することがあるので、入院して経過を見ることが一般的です。

慢性喉頭炎〈まんせいこうとうえん〉

【どんな病気?】

慢性の喉頭の炎症や刺激によって、のどが充血、分泌増加など、さまざまな段階があります。原因は、急性喉頭炎をくり返すこと、副鼻腔炎のためいつも鼻汁がもれてくる慢性的な刺激、声の使いすぎ、タバコの吸いすぎ、お酒の飲みすぎなど、さまざまです。

【症状は?】

しゃがれ声、とくに朝起きた時。ときにはまったく声が出なくなることもあります。のどの乾燥感、イライラした感じもともない、それを解消しようとして空せきも多くなります。

【対処は?】

声を出さない、タバコをすわない 【激安送料無料!】ジャパンギャルズ ローラービューソニックプロ JSIP-8789 ジャパンギャルズ 超音波美顔器、刺激物をとらないなど、のどを安静に保つことが第一です。症状がなかなか良くならない時や重い時には耳鼻咽喉科を受診します。耳鼻咽喉科での治療は、血管収縮薬、ホルモン薬などの吸入・注入が中心ですが、副鼻腔炎などがある場合には 【全品送料無料】ジャパンギャルズ ローラービューソニックプロ JSIP-8789 ジャパンギャルズ 超音波美顔器、原因から治します。

仮性クループ・急性声門下喉頭炎〈かせいくるーぷ・きゅうせいせいもんかこうとうえん〉

【どんな病気?】

赤ちゃんや幼児(5歳以下)に見られる症状で、カゼなどで急に上気道(鼻から咽頭にかけて)が炎症を起こしたことにともなって起こり、声帯とそのすぐ下の粘膜にむくみや強い腫れ、充血を起こすものです。

【症状は?】

カゼ症状のあとに、夜に急にイヌがほえるようなせきをします。ときにゼーゼーという喘鳴をともない、とくに息を吸う時に苦しそうになります。重くなるとチアノーゼ(唇が紫色になる)を起こすことがあり、こうした場合には大急ぎで呼吸を確保しなければなりません。

【対処は?】

おとながあわてないで対処し、子どもを落ち着かせましょう。呼吸困難が強い場合には、小児科や耳鼻咽喉科を受診します。抗生物質、消炎薬、血管収縮薬などが処方されますが、呼吸困難がひどい時には入院して酸素テントに入るなどして、お医者さんが様子を見ながら対処します。

家庭で養生するときには、湿度を十分に保ち、脱水状態になりがちですから、水分を十分に補給しましょう。

急性喉頭蓋炎〈きゅうせいこうとうがいえん〉

【どんな病気?】

インフルエンザウイルスによる急性喉頭炎のうち、喉頭蓋(図1・4参照)に高度のむくみや腫れを生じたものです。

【症状は?】

発熱、強いのどの痛み、ものを飲みこむ時の痛み、ゼーゼーという喘鳴、軽いしゃがれ声。

【対処は?】

耳鼻咽喉科医を受診します。軽ければ抗生物質やステロイドの消炎薬などで治療されますが、重い場合には呼吸困難を起こして死亡することもあり、この場合には緊急の気管切開が必要となります。


喉頭ジフテリア〈こうとう〉

【どんな病気?】

赤ちゃんや幼児に多く、ジフテリアにかかるとその3分の1に喉頭ジフテリアが見られるといわれます。しかし現在では、ジフテリアそのものも年間に50人程度しか発症しないため、喉頭ジフテリアもめったに起こりません。

【症状は?】

カゼ症状に続くしゃがれ声、イヌがほえるようなせき、ゼーゼーという喘鳴、呼吸困難など。扁桃や喉頭に灰白色の偽膜ができるのがジフテリアの特徴です。  昔ジフテリアが怖がられたのは、ジフテリア菌の出す毒が神経や心臓、腎臓をおかすためでした。しかし、最近はそうした重症例はめったになくなっています。

【対処は?】

小児科または耳鼻咽喉科を受診します。治療は、抗生物質を投与して症状が治まるのを待つのが一般的です。

先天性喉頭喘鳴〈せんてんせいこうとうぜんめい〉

【どんな病気?】

赤ちゃんの病気で、多くは、喉頭や気管の軟骨が弱い(喉頭軟弱症)、生まれる時に反回神経マヒを起こした、喉頭に嚢胞(液体や半固形物が入った袋)があるなどが原因となって起こります。

【症状は?】

生後まもなくからゼーゼーと苦しそうな呼吸をし、息を吸う時に胸がへこんだり、ミルクが飲みにくくなったりします。

【対処は?】

小児科で診てもらいます。喉頭軟弱症の場合、発育するにしたがって呼吸困難はよくなることが多いため、特別な治療をせずに様子を見ます。出生時の反回神経マヒも、自然によくなるのがふつうです。

そのほかの原因で、自然によくなる傾向がない、あるいはだんだん悪くなる場合には、嚢胞を切るなど、原因に応じた治療をします。

謡人結節・小児結節・声帯ポリープ・ポリープ様声帯〈ようじんけっせつ・しょうにけっせつ・せいたいぽりーぷ・ぽりーぷようせいたい〉

【どんな病気?】

歌手、教師、保母、市場の競り人、僧侶、カラオケ好きなど大きな声をよく出す仕事の人、声を酷使する仕事や趣味の人、大声をあげて遊ぶ子どもなどに多い病気です。声帯が酷使されることによって、厚くなった部分(謡人結節、小児結節)や、ポリープ(声帯ポリープ)、声帯全体のむくみ(ポリープ様声帯)などを生じるものです。ポリープは片側に、結節とポリープ様声帯は多くは両側に起こります。ポリープ様声帯は、おしゃべりが好きでタバコを吸う中年女性に多く発症します。

【症状は?】

声がかれる、高い声が出なくなる、長い時間声を出しつづけることができなくなるなど。ポリープ様声帯がひどくなると、呼吸困難を起こすこともあります。

【対処は?】

小児結節の場合、大声を出さないように声帯の安静に努めれば、しだいに症状は軽くなります。しかしそれ以外の場合、多くは顕微鏡を用いてのていねいな手術が必要となります。手術後は1週間くらい声帯を使わないよう、黙っていなければならないため、入院を勧められることもあります。


喉頭運動マヒ・反回神経マヒ・声帯マヒ〈こうとううんどうまひ・はんかいしんけいまひ・せいたいまひ〉

【どんな病気?】

喉頭の部分では、ものを飲み込む時には声を出すほうの声門を閉じ、声を出す時には声帯を緊張させます。こうした喉頭の運動を支配する神経は、脳の延髄から迷走神経を経て喉頭に達していますが、喉頭の運動のほとんどを支配するのは、迷走神経の枝の部分です。

喉頭の動きがマヒしたり声帯がマヒしたりするのは、この迷走神経の枝がやられるためです。この神経の枝は図のように、いったん胸腔に下がって反転し、、再び喉頭へと戻ってくるため、反回神経と呼ばれます。長い経路をたどるので、その途中で何らかの障害を受けてマヒすることがよくあります。とくに左側のほうは、大動脈を迂回しようと深く胸腔の中に入りこんで長いため、マヒも右の2倍以上起こります。

反回神経マヒの原因は、延髄・頸静脈・甲状腺・食道・気管・大動脈・肺や胸膜・心臓や心膜などの病気、胸腔内の手術などさまざまな可能性がありますが、約半数は原因不明です。

【症状は?】

音域が狭くなる、力のないしゃがれ声、声量が落ちる、8秒以上声を出せなくなる、ものを飲み込む時にむせやすくなる(液体で特に)、声がほとんどでなくなる、呼吸困難など。

【対処は?】

耳鼻咽喉科を受診します。治療でいちばん大事なことは、原因を明らかにすることで、それがわかればその治療を優先します。

原因不明の場合には、副腎皮質ホルモンやビタミンB12で回復することもあります。一般にマヒは片側だけに起こり、徐々に正常なほうが反対側の機能を補うようになることもあります。そのため、ふつうお医者さんは半年ぐらいはくすりによる治療で様子を見て、積極的に声を出すように促します。それでもよくならない時には手術に踏み切ります。

喉頭のがん〈こうとう〉

【どんな病気?】

ほとんどがのど粘膜の表面をおおう扁平上皮と呼ばれる部分にできるがんで、男性に女性の9倍多く発生します。他のがんと同じく原因は複雑ですが、誘因としては、喫煙、音声の酷使、大気汚染、職場の空気汚染などが考えられています。  がんのできる場所によって、声門上型、声門型、声門下型と分けられます。

【症状は?】

声門型がいちばん症状が現れやすく、初期に声がれ、続いて、血痰、のちに呼吸困難で見つかります。声門上型・下型は初期には症状がなく、のちに血痰、声がれ、呼吸困難などが続きます。

【対処は?】

どの場合も、、早期に発見されれば、放射線療法に、化学療法(くすり)、免疫療法などを併用し 、声を出す機能を温存したまま8割が治りますから、なによりも早期発見が望まれます。がんが進んでから見つかった場合には症状に応じて手術が行われ、食道発声、人工喉頭 最初のジャパンギャルズ ローラービューソニックプロ JSIP-8789 ジャパンギャルズ 超音波美顔器、声門再建術、喉頭再建術など、、、発声のリハビリテーションが行われます。